ねらい

道路に水をまくと蒸発により涼しくなる現象を見て、状態変化と熱の出入りについて興味・関心をもつ。

内容

暑いときに水をまくと、空気がひんやりします。これは、水の蒸発と関係しています。実験で確かめてみましょう。アクリル板に水滴をつけます。そこに風を送ります。こうすると、水滴の周りに乾いた空気が送られるので蒸発しやすくなります。水が蒸発するときの温度の変化を特殊なカメラで見てみましょう。温度が下がっていきます。なぜでしょう?水は蒸発するときに熱を必要とします。その熱をまわりから奪います。そのため、水滴のついたアクリル板が冷えたり・・・打ち水で空気が冷えたりするのです。

水の状態変化では何が起こる?
水が状態変化をするとき周りの熱が奪われるしくみについて説明します。