ねらい

南極大陸の周りの海に浮かぶ氷山がどのようにしてできたかを知り、氷山の大きさを氷の重さと海の重さとの比から考えることができる。

内容

南極大陸の周りの海には、たくさんの氷山が浮かんでいます。中には100km四方もある、巨大な氷山もあります。氷山は、南極大陸を覆う氷が海に押し出されて、ちぎれたものです。海の中には、海上に出ている7倍の氷があります。それは氷と海の重さの比が7対8だからです。氷山は、氷よりも温度が高い海水によって、少しずつ溶けていきます。大きいものでは10年以上も海を漂うことがあります。

氷山
南極海に浮かぶ氷山は、南極大陸を覆う氷が海に押し出されてちぎれたものです。大きな氷山だと、溶けて消えてしまうまでに10年以上も漂っています。