【結婚式レポートin静岡県】盛大にしたかったから挙式のお祝いが嬉しくて

挙式日を延期したときにスタイルをガラッと変え、「披露宴は親族だけにして、友達や勤め先の方には挙式の方に自由に参加してもらうことにしたんです」と話すふたり。時節柄、いろいろな考え方がある今、少しでもゲストに負担がないようにしたかった。「本当は勤務先や町内会の方も、友達も、披露宴までいてほしかったんです」と新婦の裕美子さん。新たな出発をみんなに報告したかった。そんな思いをくんで、挙式には続々と友人知人が参列。吹き抜けのロビーで人前式を行ったふたりは、広々とした空間でたくさんの祝福を受けた。
披露宴でのお色直し入場後。ふたりを待ち受けていたのは浜松まつりのラッパの音。小学生の頃、祭りのラッパ隊で出会った昂哉さんと裕美子さんは祭りが大好き。浜松まつりのメンバーが盛り上げる余興を諦めたふたりに、新郎家族からの粋なプレゼントだった。そしてサプライズはさらに続いた。披露宴がお開きになり、扉の外で待っていたのは挙式後に帰ったはずの友達。「待っていてくれたの？」。驚くふたりを友達が祝福する。「私たち、本当に周りに恵まれてるね」。裕美子さんも昂哉さんも、涙が溢れて止まらなかった。

新郎父が練り旗を掲げ、母と妹がラッパを吹く姿を見て笑顔になり、テンションアップ。「ラッパ隊で出会ったのに浜松まつりの余興を諦めざるを得ず、残念に思っていたので本当に嬉しかったです」と新郎

挙式から披露宴のヘアチェンジを会場内で行った新婦。「少しでも長くゲストといたかったし、いつも素敵な髪型にしてくれる美容師さんを紹介したかったので」

SNSで見つけた作家にウエルカムアイテムを依頼

披露宴ではイントロクイズや伝言ゲームを行い、両家で仲良く盛り上がった

披露宴がお開きとなり、退出するふたりを扉の外で出迎えたのは帰ったはずの友達。「とても驚きました」とふたり

お互いに手紙を読み合い、みんなの前で愛を誓い合った人前式。挙式だけの参列なのに着物やドレス、スーツ姿のゲストに感激した新郎新婦

リングピローは洋裁が得意な新婦姉の作

浜松まつりのたこはふたりで作ったもの

スニーカーが好きな新郎新婦に、ふたりの親友がおそろいのスニーカーをプレゼント！

Profile

静岡県浜松市在住
熊谷昂哉さん（26歳）
裕美子さん（28歳）

挙式日：2021年8月14日
会場：キャトルセゾン浜松Les Quatre Saisons Hamamatsu
ゲスト数：40名

浜松まつりのメンバーでBBQや飲み会をするうちに交際に至った。ふたりともスニーカーが大好き。

※ゼクシィ静岡版2022年1月号より転載

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